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【日本株】ゼット/ZETT(8135)の銘柄分析と株主優待。グラブの選び方についても。

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この記事を書いた人
ジリたん

・ブラック企業勤務の非正規。
・節約&貯金→投資で資産1000万。
・株式投資とブログ運営を勉強中。

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こんにちは、ジリたんです。

◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。

◆このページでは
ゼット/ZETT(8135)という国内企業の特徴をまとめています。

製品を使っていることもあり
野球好きとしての内容も多分に含まれています。

銘柄の分析というよりも
製品(特にグラブ)選びの参考にできるような記事になってるんじゃないかと思います。

本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。

楽天ポイントが貯まったり、ポイントで株が買えたりと
楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。

証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。

この機会に楽天証券の口座開設をしてしまいましょう。

◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2023年3月頃のデータを基に執筆しています。

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ゼットってどんな会社?

ゼット/ZETT(8135)はどんな会社か。
楽天証券 に記載されている特色を引用してご紹介します。

スポーツ用品卸大手。各地の小規模スポーツ店に販路。野球用品で自社製品。輸入代理店業も

引用: 楽天証券 ゼット 特色

ゼットは有名なスポーツ用品メーカーです。

1920年に創業された「渡辺梁三商店」がルーツだそうで
歴史のある企業であることが分かります。

私は野球が好きなのでゼットと言えば野球なのですが
コンバースカナディアンイーストなどのブランドも取り扱っているそうです。

◆店頭でいくつかのグラブをはめてみたところ
手にとてもフィットするグラブがあり、それがゼットのグラブでした。

以降、ゼットに注目するようになりました。

◆近年では
埼玉西武ライオンズに所属し、ゴールデングラブ賞の常連でもある
源田壮亮選手がゼットのグラブを使用していることから
以前にも増して注目が集まっているような印象です。

ゼットが運営している公式YouTubeチャンネルでは
源田選手がゼットのグラブを使い始めた理由を語っています。

福岡ソフトバンクホークスの今宮健太選手
読売ジャイアンツの吉川尚輝選手も登場しており
両名とも「源田選手のグラブがきっかけ」と語っています。

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ゼット製品の特徴

◆ここではゼット製品の特徴を記述していきます。
(銘柄分析というより、野球好きとしての内容になっているかもしれません)

ゼットは最高グレードのプロステイタスを始めとした
グラブやミットの質の高さが好評です。

◆私がお店で購入したプロステイタスのグラブは4年目
後にオーダーした今宮選手モデル(196型)は2年目
となりますがある程度の硬さが残っており
しっかりしている印象があります。


(およそ月2回程度の草野球における使用頻度ですが…)

熟練したグラブ職人

◆ゼットのカタログを開くと
最初に紹介されるのがグラブ職人についてです。
この時点でグラブへのこだわりが感じられますね。

革選び、裁断、縫製、設計など
熟練したグラブ職人が行っているそうです。

※現時点では基本的に
硬式用グラブに関しては日本製、
軟式用に関しては、キャッチャーミット、ファーストミットを除いては
ベトナム製となっていると思われます。

理由として、あまりの人気の高まりによって
国内では生産が追い付かなくなったという記述を読んだことがあります。

内野手は「挟み捕り」と「掴み捕り」

◆ここは主に
自身が使っている内野手用グラブに沿った内容になります。

ゼットの内野手用グラブでは
「挟み捕り」「掴み捕り」の2つの使い方に沿った設計がされています。

◆私が使用する2つのグラブがちょうど「挟み捕り」「掴み捕り」でして
あくまで素人感覚ですが、使い方の違いを実感しています。
けっこう違うと思います。

挟み捕りの特徴

◆挟み捕りは「アテ捕りの進化版」と記載されています。

捕球面の薬指辺りにボールを当てて持ち替える「当て捕り」は
速い打球に対した時に弾いてしまう可能性があります。

そんな時に弾かずに、確実にキャッチする
でもグラブの奥まで入らず、すぐに持ち替えられる
そういったコンセプトなのだと解釈しています。

◆特に軟式野球では球が軽く弾みやすいですし
バットが進化していて速い打球が飛んでくる機会が多くなっています。

プロが使っている形ですが
軟式野球でも活躍するモデルなのではないかと思います。

挟み捕りのグラブは
ゴロに対してグラブが斜めに出る感覚。

背面から見た時に人差し指が斜めに出ているものが
「挟み」の傾向にある気がします。

斜めなのに「掴み」のものがあるので
一概には言えませんが。

◆グラブを差し出した時に
親指が上で中指、薬指辺りが下に来る感覚。

捕球時に中指と薬指で閉じるようにして
親指とでボールを挟み込む感じで
グラブを斜めに使う方が合うのだと感じます。

◆「挟み捕り」は「捻り捕り」というものに
似ているのではないかと思います。

◆ちなみに…
同じ「挟み」でも人気の源田選手モデル今宮選手モデル
形が大きく違います。

源田選手モデルの特徴

手口のレースが逆巻き(逆とじ)
捕球面が広くとられています。

人差し指と中指の間に指股があり
より広く使えそうです。

薬指辺りにポケットを作って捕球するタイプ
と言われることが多いです。

今宮選手モデルの特徴

手口のレースは順巻き(順とじ)
オーソドックスな捕球面です。

ウェブ下のポケットを深く使って
入ったら出てこないような捕球をしたいプレイヤーに
向いてると感じます。

クセのないモデルと言われています。

※捕球面の広さはオーソドックスなものの
指の長さと斜めの構造から、少し狭く感じることもあります。

正面の強いゴロを入れて抑えるのに
意外に難しさを感じることもあります。

掴み捕りの特徴

◆掴み捕りは「確実に打球を掴むスタイル」と表記されています。

まずは強い打球を捕球する
ということに重きを置いているのではないかと解釈しています。

掴み取りはグラブが縦に出る感覚。

親指と小指が両サイド、人差し指が下になるような
使い方が合っているのだと感じます。

◆背面から見て人差し指が縦に出ているものが
「掴み」の傾向があるような気がします。

◆こちらは私が使っているモデルの後継モデルです。
誰モデルというわけでもなく、こちらもオーソドックスな形だと思います。

捕球面は狭い設計ですが
サイズ2と指の長さが短いので
正面のゴロに対してあまり狭さを感じないです。

それでもコンパクトなサイズ感なので
縦に使いたくて操作性重視のプレイヤーに向いていると思われます。

ゼットの内野手用グラブは斜めのものが多い印象です。
特にプロモデルは斜めの形状のグラブが多いように感じます。

「挟みの」源田選手モデルが
他のプロモデルのきっかけとなっていると言えばそうなのでしょうが
ゼットが「挟み捕り」を推しているとも考えられます。

◆極端なことを言えば
「挟み用」で掴みができないわけではありませんし
「掴み用」で挟みができないわけでもありませんが
力の入れ方などが微妙に違っていて、若干の無理がある感じです。

どちらかというと
「挟み用」で「掴み」の取り方をする方が
少し難しいかなと感じます。

挟み用を買ってしまって違和感のある方は
一度、小指二本入れで使ってみてもらうと
意外にも良い感じで使えるかもしれません。

失敗を減らすグラブ選びのポイント

1.メーカーが推奨する使い方を確認する。

2.捕球面の広さを確認する。
⇒手口のレースの向き
⇒ヒンジの位置
⇒指股の有無など…

3.人差し指の向きを確認する。

4.自分の指の使い方、グラブの向きを確認する。

◆これらを確認して
おおよその使い方がイメージできるようになれば
グラブ選びの失敗は少なくなるかなと思います。

実績のあるアドバイザリースタッフ

◆ゼットでは実績のあるアドバイザリースタッフ
多く名を連ねています。

◆現役選手でいうと…2023年は
投手…7人
捕手…3人
内野手…4人
外野手…1人

◆更に、現役を引退された名プレーヤーの方々もアドバイザーとして名を連ねています。

特に古田敦也さん、矢野燿大さん、里崎智也さんなど
キャッチャー出身のメンツが多いです。

源田選手モデルの人気で内野手用グラブの印象が強いですが
キャッチャーミットの評判も高いですよね。



外野手のアドバイザー数はあまり多くないですが
走塁と守備が抜群だった赤星憲広さんがアドバイザーを務めています。

赤星さんは5度の盗塁王と6度のゴールデングラブ賞を獲得している選手です。
レベルの高い改良が重ねられているのではないでしょうか。

ZETT BASEBALLチャンネルにて
現役時代の赤星さんがスパイクの細かな部分にまでこだわっていた話や
2022年当時最新のスパイクへのコメントが聞ける動画が配信されていて
大変興味深いです。

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◆動画内で紹介されているブロックソールのスパイクは…多分これかなと思います。

◆ブロックソールのスパイクは金属のスパイクよりも疲れにくい(と言われています)。

各メーカーにラインナップされる
最も安価なグレードのポイントスパイクよりは
歯の面積が広く滑りやすいですが
ブロックソールはあまり滑らないのでプレーしやすいと思います。

◆私は真っ黒なスパイクを履いて
日中の試合でとても暑い思いをしました。
(10月頃でも)

ナイターしかやらない、とか言うことでなければ
機能的には白いスパイクがおすすめです!

◆草野球など、時間が限られている場面では
ワンタッチでベルトを締め直せるマジックテープタイプの方が
使いやすいと思います。

アドバイザリースタッフのポジションとして最も多いのが投手です。

ゼットのグラブオーダーシミュレーションページでは
20種類ほどのラインナップがあります。

縦に使いたいか、斜めに使いたいか、
サイズ感や重さ、力の入れ方など
微妙な違いを実現して細分化されているのでしょうか。

◆この他にも
アドバイザリースタッフでない選手でも
ゼットのグラブを使用している選手を多く見かけます。

ゼット製品のクオリティの高さ
販路の広さが窺えるのではないでしょうか。

比較的リーズナブルな価格帯

◆ゼットのグラブは
他社製品と比べて比較的リーズナブルな価格帯で販売されている傾向があります。

クオリティの評判は高いので
質の悪い安物を販売しているというわけでもないと思われます。

ゼットミズノローリングスウイルソン
最高グレードプロステイタス
29700円
ミズノプロ
35200~38500円
プロプリファード
(硬式のみ)
60500円
ウイルソンスタッフ
38500円
2番手グレードネオステイタス22000円グローバルエリート
24200~30800円
HOH
28600~33000円
ベーシックラボ30800円
3番手グレードウイニングロード
16500円
その他
~23100円
ハイパーテック
16500円
ワナビーヒーロー30800円
主なメーカー 2023年公表のグラブ価格比較(限定モデルや細かなエディションなどは除く)

◆ゼットのプロステイタス
スペシャルエディションなど表よりも高価なモデルもありますが
基本モデルはこういった価格帯で販売されています。

他社でいう所の2番手グレード
グローバルエリート、HOH、ベーシックラボ
価格的には同じくらいの感覚です。

[注]
1.ローリングスのプロプリファードは硬式のみ。
2.HOHはエディションによって価格の幅が広い。
(本革でない素材を使ったものもある)
3.ウイルソンのワナビーヒーローは前年まで一段階下の価格だったと記憶。
(本革でない素材を使用)
4.ミズノの三番手グレード以下は乱立しているので「その他」で括りました。

◆さらに
ゼットのグラブオーダー
色をどれだけ使っても追加料金がかからないということなので
2色以上使う場合もリーズナブルな価格で提供してくれます。

その他の製品情報

ゼット製の硬式ボールは数多くの大会で使われています。

◆日本のプロ野球ではミズノ社製のボールが
公式の統一球として使われていることは有名です。

ボールはミズノ以外使われていないのか
と思ってしまいがちです。

しかし実際には
各地の大学野球連盟や高校野球連盟の大会
都市対抗野球やボーズリーグ、リトルシニアなど

アマチュア球界のほとんどでゼットのボールが使われているそうです。

ボールの品質が悪かったら使われないと思うので
ゼットのクオリティの高さが表れているのだと思います。

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ゼットのチャートをチェック


出典:マネックス証券

マネックス証券 では過去30年分のチャートを表示することができます。

これによると1993年6月625円が最高値となっているようです。
その他に470円付近を高値として戻っているところが数か所あります。

また100円付近が底となっているように見られます。

◆過去10年までのチャートでは
緩やかに上昇基調となっているように見え
これからも上がっていくのではないかという印象を持っていました。

しかしもう少し大きなスパンで見ると
印象が変わります。

トレーディングビューでは2003年から
グーグルでは2000年からのデータしか表示されないので
30年分表示できるマネックス証券 はけっこう使えそうです。

ゼットに関する指標

ゼット(8135)の株を検討する際に
参考となりそうな指標を記述します。

株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。


◆ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっていなければ購入しない、というわけでもありません。

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・価格

・配当利回り

・割安性を示す指標
・財務面を示す指標
・収益性を示す指標

価格

◆ゼットの株価は
一株当たり300円くらいです。

◆上のチャートの部分でも触れていますが
現時点までの最高値は625円です。

100円付近が底値となっています。

それらを参考にして
現在価格が「安い」か「高い」かというと
どちらとも言えない状況のような気がします。

470円あたりで戻されている箇所もあり
それもひとつの目安とされている印象もあります。

配当利回りと株主優待

配当利回り

◆ゼットの配当利回りは
2023年3月時点で1.67%となっています。

直近の配当額は1株当たり8円でした。

◆配当利回りは低めな方ですね。

高配当株を好む私にとっては物足りない数字ですが
単にゼット製品が好きなので購入した、という感じです。

株主優待

◆ゼットの株式を保有していると株主優待が受けられます。
100株保有で公式オンラインショップでの取り扱い商品購入が20%割引となります。

◆ゼットやコンバース、カナディアンイーストなどの製品を
割引価格で購入したいという方にはおすすめの優待だと思います。

有効期間は半年間なのですが、株式の保有を続けている限り
半年ごとに優待コードが書かれた紙が送られてくるので
年中使えるような状態です。

※デメリットを挙げるとすれば
公式のオンラインショップでの購入でしか割引が効かないことと
品揃えが若干悪い印象がある、という点です。


割安性を示す指標

PER 8.09倍
PBR 0.52倍

PER、PBRともに基準より低めで
割安と言えそうな数値です。

財務面を示す指標

・自己資本比率 44%
・負債比率 ーー%
・当座比率 135%
・流動比率 165%

(小数点以下、四捨五入)

◆負債比率は表記されていなかったのですが
それ以外の数値はいずれも基準に対して良好な数値となっています。

収益性を示す指標

ROE 6.90%
ROA 3.70%

ROE、ROAともに基準より若干低めの数値となっています。

売上高成長率
表記として売上高変化率という言葉が使われています。
これは前年比19.01%となっています。

※マネックス証券の数値を見ると
売上高成長率は
3年成長率は1.9%
5年成長率は2.1%
となっており基準より低めながら
おおよそ成長が続いていると考えられます。

売上高営業利益率は1.1%と基準より低い数値だったようです。

配当月

ゼット(8135)の配当支払い月は6月です。

日本株は一年に1度か2度だけ配当金が支払われます。
しかも購入してだいぶ経ってから。

米国株は一年に4度支払われる銘柄が多く
最初の配当も購入からそれほど期間を待たずに受け取れる場合が多いです。

故に、米国株メインで高配当投資を行っているわけです。

まとめ


ゼット(8135)に関するまとめ…

・歴史あるスポーツ用品メーカー。
・人気選手が使用して人気上昇中。
・製品(特にグラブ)のクオリティに定評がある。
・配当利回り…低い
・割安性…安い
・財務面…安定的
・収益性…高くはない

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