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【日本株】あさひ(3333)の銘柄分析。増配だけど優待廃止でショック!

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この記事を書いた人
ジリたん

・ブラック企業勤務の非正規。
・節約&貯金→投資で資産1000万。
・株式投資とブログ運営を勉強中。

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こんにちは、ジリたんです。

◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。

◆このページでは
あさひ(3333)という国内企業の特徴をまとめています。

本格的な競技者じゃない
通勤&エンジョイサイクリストにとっては
入りやすい自転車店です。

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本題の前に…

本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。

楽天ポイントが貯まったり、ポイントで株が買えたりと
楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。

証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。

この機会に楽天証券の口座開設をしてしまいましょう。

◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2023年3月頃のデータを基に執筆しています。

あさひってどんな会社?

あさひ(3333)はどんな会社か。
楽天証券 に記載されている特色を引用してご紹介します。

大規模自転車専門店を直営中心に展開、ネット通販も。
PB比率4割強、中国、台湾へ生産委託

引用: 楽天証券 あさひ 特色

あさひは全国的に展開する「サイクルベースあさひ
という自転車ショップを運営しています。
自身の行動範囲内でも数件は見かけます。

また自社で公式オンラインショップを展開している他
楽天市場ヤフーショッピングにも出店をしています。

自転車ショップとしては
かなり大規模な存在となっているのではないでしょうか。

あさひの特徴

◆ここではサイクルベースあさひの特徴を記していきます。

あさひの特徴はまず自転車本体が安いことです。
それから誰でも受け入れてくれる寛容性
そういったお店がどこに行ってもある

といったところだと思います。

これらの特徴が、時にデメリットになっていると感じる部分もありますが
利便性の高いお店だと感じています。

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あさひは自転車が安い

あさひブランドの自転車はとにかく安いです。

ママチャリなどのシティサイクルからスポーツバイクに至るまで
あさひの自転車はメーカーの自転車に比べて安いのが特徴です。

「質の悪い安物を販売している」という印象を持つ層も
少なからず存在する点が安さによるデメリットとも言えます。

たしかにパーツのグレードなどが
最低限にされているような印象はあります。

◆ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツバイクは
特に分かりやすく、使っているパーツの一覧が表記されていることが通常です。

過去に気になる自転車をチェックしていましたが
巷で「まともなスポーツ車とは言えない」
と書かれていたりするようなグレードのパーツを使っていて
購入を断念したことがあります。

ロードバイクなどスポーツ車のグレードについて

自転車のパーツで有名なメーカーと言えばシマノです。
シマノ製のコンポーネントです。
(駆動系のパーツと表現すればいいのかな)

◆シマノのコンポーネントは上から


DURA-ACE(デュラエース)
ULTEGRA(アルテグラ)
105(イチマルゴ)
TIAGRA(ティアグラ)
SORA(ソラ)
CLARIS(クラリス)
Tourney(ターニー)



という名称がつけられています。
(MTBなどオフロード系のパーツは別に存在します)

◆この赤文字のターニー
シマノの中では最下位グレードとなっているのが
そういった評価の一因なのかなと思います。

グレードが高いほど重量や素材、耐久性などのクオリティが高くなるそうです。
(自身で乗り比べたことは無いので実感は不明)

◆表現が悪いかもしれませんが
自転車を大事にしない層が一定数いることも事実だと思います。

「安いものを買って、ダメになったら乗り捨てる」
そういった客層とあさひの自転車が
ちょうどマッチしてしまっている、という具合なのかなと感じています。

◆ただ、いい加減な売り方をしているわけではないと感じます。
一度、メーカーの自転車をあさひで購入したことがありますが
整備の不良などは感じませんでした。

購入後、一定の期間経った後の点検なども行ってくれています。

※とあるディスカウントショップで知人が購入した自転車を見せてもらった所
ワイヤーが長すぎたり、ブレーキが利きづらかったり
初日でパンクしたという話だったりと、明らかにおかしい状態でした。

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スポーツ車に力を入れ始めている

◆あさひは近年
スポーツ車に力を入れ始めていると感じます。
(シティサイクルについては筆者が注目していないため不明)

ロードバイクなどの自社ブランドのスポーツ車を
メーカー車に比べ価格を抑えつつ
ある程度のクオリティを確保するよう努めているように感じます。

またTHE BASEというスポーツバイク専門店を展開し始めている点も
力の入れ具合を感じます。

あさひの自社ロードバイク プレシジョンR-J

◆あさひの自社ブランドロードバイクであるプレシジョンR-J

記憶が定かではないのですがあさひは
ある時期からこのプレシジョンRシリーズのロードバイクを展開し始めました。
(プレシジョンの名の付くクロスバイクなどはそれ以前から存在していたと思います)

こちら、仕様の欄で確認できるのですが
駆動系のパーツでクラリスが使われていることから
今まで以上に力を入れていることが想像できます。
(正確にはクラリスと他のパーツのミックス)

クラリスは、最下位グレードであるターニーのひとつ上のグレードです。

上にも記しましたが、筆者が自転車を探していた頃は
ターニーを使用したロードバイクの展開しかなく
断念した過去があります。

2400系のコンポーネントなので現行のひとつ前のモデルですね。
その点で安く提供できているのでしょうか。
現行モデルではないので、在庫次第ということになるかもしれません。


フレームはアルミ。軽量で扱いやすく、安価で初心者に向いています。
フロントフォークはスチールで剛性を考えるとアルミよりもいいかもしれませんね。
(「スチール」という表記は、一緒にされがちな「クロモリ」とは厳密には違うのかなと考えています)

スポークがスチール製です。
むき出しの部分なので錆びやすそうでちょっと嫌かなと思います。
雨に対するケアが必要かもしれません。


補助ブレーキ付きで、ドロップハンドルに慣れていない人でも乗りやすい仕様です。
サドルも肉厚で柔らかそう。これも初心者向きな仕様です。

重量が11キロくらいと、ビギナー向けのロードバイクとしては軽量だと思います。
それで価格が10万円を下回るのだから、価格とクオリティのバランスがとれているように感じます。

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◆筆者が断念したあさひの自社ブランドロードバイク
レユニオン コーレルも健在。

美しい細身のホリゾンタルフレームが魅力。
より安価にロードバイクを手に入れたい方向け。

それよりも安い
どこのものとも分からないような激安自転車に手を出すより
安価な中ではあさひの方が安心だと思います。

※一時期はプレシジョンRSという
SORA(ソラ)を使ったロードバイクも販売されていました。

SORAはクラリスのひとつ上のグレードです。

それまでターニーだけの展開だったあさひブランドのロードバイクが
クラリス、ソラの2グレードを展開し始めた時に
力の入れ具合を感じました。

コロナが始まって以降
品薄が原因か縮小されてしまった印象のまま
姿を消したのが残念です。

◆プレシジョンシリーズは
ハンドルが真っ直ぐのクロスバイクも展開されているので
もっと気軽にスポーツ自転車を楽しみたい方にはそっちがおすすめです。

幅広い客層を受け入れる寛容性

◆サイクルベースあさひは
スポーツ車やシティサイクル、キッズ向けの自転車など
取り扱うジャンルの幅広さから、客層も幅広いです。

なので専門店などでたまに聞く、排他的な雰囲気を感じません。
素人でも受け入れてくれる寛容性があると言えます。

店舗は大きなガラス張りで、構造的な面でもオープンで
敷居が低く入りやすいです。

誰でも受け入れてくれるという点がデメリットとなる部分もあります。

上でも記している
「自転車を大事にしない層に販売している」
と捉えられてしまう部分です。

しかしながらそれは
販売前に必ずしも見極められるわけではないので
仕方のない部分ではあります。

高い自転車を買う人が
必ずしも自転車を大事にできているわけでもない
とも思います。

気軽に乗れる自転車という乗り物に対する意識は
各個人にかかっているとしか言えません。

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※スポーツバイク専門店は敷居が高い?

◆スポーツバイク専門店の中には
自転車を分かっている者しか受け入れない
といったような排他的なショップも存在します。

多店舗購入の自転車は工賃を高くとったり
自店舗で購入した自転車しか見ない
というショップも存在します。
(個人経営の規模で時間的な限りなどもあるのかもしれません)

◆筆者も排他的なショップを体験したことがあります。
正直、専門店は敷居が高くて入りにくいです。

多店舗購入の自転車でも
スポーツバイクであれば受け入れる
という専門店の存在も体験しています。

※こういった店でも
工具やパーツなどの規格の違いから
シティサイクルは対応できない
という店も存在することは認識しておきたい所です。

◆その点、あさひ
スポーツ車もシティサイクルも対応しており
やはり幅広い客層を受け入れる
非常に入りやすい店だと感じます。
(そのせいで混んでるとも言えますが…)

◆あさひはTHE BASEというスポーツバイク専門店を出店し
スポーツバイクに力を入れています。

THE BASEは専門店としてのクオリティを追求しながら
年齢や性別、経験を問わず、誰でも受け入れることをコンセプトとしています。

現時点では東京の八王子にしか出店されていませんが
スポーツバイクに特化しても幅広い客層を受け入れるショップ展開は
初心者サイクリストの需要を満たすことになりそうです。

全国どこに行ってもあさひがある

サイクルベースあさひは全国に500店舗以上展開されています。

誰もが認識している全国規模の自転車チェーン店です。

◆サイクリング中にトラブルがあった場合でも
近い所にあさひがあるかもしれません。

引っ越しをすることがあっても
馴染みの自転車屋があることは頼もしいことです。

敷居が低く入りやすい自転車屋が全国展開していることは
自転車民にとって重要なことであると言えるでしょう。

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メンテナンス動画も公開

◆あさひではYou Tubeで
自転車のメンテナンス動画も公開しています。

簡単なメンテナンスならショップへ行かずとも
個人で知識を高めながら自転車をケアすることが可能なので
利便性が高く親切です。

◆自転車のメンテナンスは知識が無ければ出来ないことですが
その知識をつけること自体も難しいです。

年に一度あるかないかのタイヤ交換を
ショップで教えてもらったとしても
それを実践する機会が次にいつあるか…
その間にまた忘れてしまうことでしょう。

写真と文章で説明している書籍なども存在しますが
説明とともに、流れを切らずに説明している動画は
参考にしながら作業する時に利便性が高いです。

私自身、動画を見ながらタイヤの交換ができるようになりました。
忘れても見直せる点も利便性の高い点です。

あさひのチャートをチェック


出典:マネックス証券

マネックス証券 では過去30年分のチャートを表示することができます。
今回は上場したころの価格が分かる20年分のチャートを表示しています。

これによると2009年に一度1800円台まで値を上げてから
2010年、2012年、2015年、2020年頃の1200円台が底になっている様子です。
高値は1800円近い場所にあり、その間の上下を繰り返している印象です。

あさひに関する指標

◆ここではあさひ(3333)の株を検討する際に
参考となりそうな指標をチェックします。

株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。


ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっていなければ購入しない、というわけでもありません。

※また最終的に、この銘柄に投資するかしないかの判断は
ご自身で行っていただくようお願いします。

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・価格

・配当利回り

・割安性を示す指標
・財務面を示す指標
・収益性を示す指標

価格

◆あさひの株価は
一株当たり1290円くらいです。

◆上のチャートの部分でも触れていますが
現時点までで高値となっているのは1800円付近で
1200円付近が底値となっています。

それらを参考にして
現在価格が「安い」か「高い」かというと
安いと言えるような位置にいるように思えます。

配当利回りと株主優待

配当利回り

◆あさひの配当利回りは
2023年4月時点で3.49%となっています。

配当金は1株当たり28円から22.5円に。
但し、年に1回だった配当が2回に変わるそうなので
結果として増配です。

年間では45円となる見通しだそうです。

◆配当利回りは高めな方だと思います。
減配が無ければいいのですが。

株主優待

◆あさひでは
販売店で使える優待券が配られていたのですが
この度、株主優待の廃止が発表されました。

◆私はこの株主優待をけっこう楽しみにしていたので
少々ショックを受けています。

年に一度替えるかどうかのタイヤ代にあてようとしていたので。

しかし
年に一回使うかどうか、という点と
結果として増配している点を考えれば
あまりマイナスに捉えることではなさそうですね。

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割安性を示す指標

・PER 10.00倍
・PBR 0.96倍

PER、PBRともに基準より低めで
割安と言えそうな数値です。

財務面を示す指標

・自己資本比率 69%
・負債比率 ーー%
・当座比率 66%
・流動比率 193%

(小数点以下、四捨五入)

◆負債比率は表記無し。
自己資本比率良好
流動比率に関してはかなり良好な数値だと考えられます。

しかしながら当座比率悪い数値となっています。

収益性を示す指標

・ROE 10.00%
・ROA 11.00%

ROEは基準より低めの数値
ROAは基準より高めの数値となっています。

売上高成長率
表記として売上高変化率という言葉が使われています。
これは前年比4.64%となっています。

※マネックス証券の数値を見ると
売上高成長率は
5年成長率は6.9%
10年成長率は7.1%
となっており基準の満たす範囲内で
少しずつ成長している様子です。

売上高営業利益率は6.86%
基準より少し低い数値です。

◆IR BANKのデータを参考にすると分かりやすいですが
データがある2009年以降、売上高は成長を続けています。
(営業利益、経常利益は波があります)

引用:IR BANK

◆近年ではコロナウィルスの影響で
電車通勤が難しくなり、自転車通勤が増え、需要が高まったと考えられ
2020年から2021年の間に大きく成長しています。

配当月

あさひ(3333)の配当支払い月は5月だそうです。

◆私はまだ配当を貰っていないので実体験はしていませんが
年に2回ということなので、もう一つは11月に配当となるでしょうか。

日本株は一年に1度か2度だけ配当金が支払われます。
しかも購入してだいぶ経ってから。

米国株は一年に4度支払われる銘柄が多く
最初の配当も購入からそれほど期間を待たずに受け取れる場合が多いです。

故に、米国株メインで高配当投資を行っているわけです。

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まとめ


あさひ(3333)に関するまとめ…

・自転車を安価な価格帯で販売。
・スポーツ自転車に力を入れている模様。
全国展開してサービスを広げている。
・配当利回り…高め
・割安性…安い
・財務面…安定?
・収益性…一定の数値は出している

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