こんにちは、ジリたんです。
◆この記事では私が積み立て投資でもっとも古くから保有している銘柄
「世界経済インデックスファンド」の特色を記してみたいと思います。
世間的には
「株式」オンリーの銘柄(S&P500やVTなど)が人気なのは
分かりきっていますね。
◆積み立て投資の解説と人気銘柄3選はこちら↓
◆それでは「世界経済インデックスファンド」は?
実はこの銘柄についてはあまり情報が出回っていないので
投資をしていながら不安な部分もあります。
同じく迷っている人がいたら情報共有にもなれば嬉しいと思い、記事にしました。
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この記事はこんな方におすすめ!
◆この記事はこんな方におすすめです。
①はまさしく私です(汗)
積み立て投資について知識を持っている方なら
他の銘柄を優先して選ぶことでしょう。
そうすると結論として
②の方には「積極的にはおすすめしない」
ということになるかなと思います。
◆ただし、メリットと、より良い代替案はこの記事で提示しておきます。
また「積極的にはおすすめしない」理由となるデメリットにも触れます。
世界経済インデックスファンドとは?
◆世界経済インデックスファンドは投資信託の銘柄のひとつです。
これを持っているだけで以下の6部門に分散して投資することができます。
・国内株式
・先進国債券
・先進国株式
・新興国債券
・新興国株式
◆国内と先進国と新興国ですから
つまりは世界中の株式と債券に分散して投資ができる銘柄ということです。
⇔全世界株式インデックスファンド(VT)は株オンリーなので
一見すると似たような字面ですが、全く別の性質を持つ銘柄です。
◆変動が激しめな攻めの株式と、比較的ディフェンシブな債券を合わせることで
中リスク・中リターンの投資ができるのが世界経済インデックスファンドの特徴です。
世界経済インデックスファンドを選ばない理由
◆この先、新しく積み立て投資を始めるにあたって
世界経済インデックスファンドを選ばない理由には
以下のようなものがあります。
つみたてNISAが始まる以前から世界経済インデックスファンドを保有している者としては
このデメリットを挙げるのは心苦しい…
◆下にメリットも記述するので是非お読みください!
・信託報酬が高め。・つみたてNISA対象銘柄に含まれていない。
→追記訂正
記事執筆時にはつみたて投資枠の対象リストに確認できなかったのですが、
改めて確認したところ積み立て投資枠の対象となっているようです。
信託報酬が高め
◆世界経済インデックスファンドは信託報酬が高めな銘柄だと言えます。
それは私自身が投資の幅を広げるために勉強して知ったことで
先に知っていれば買っていなかったかもしれません。
投資の知識を身につけるというのは大切なことだと実感しています。
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◆信託報酬は
その銘柄を保有しているだけで毎日引かれていくお金だそうです。
数値で言うと
0.2%くらいがボーダーだと聞いた記憶があります。
世界経済インデックスファンドの信託報酬は0.55%
なので高めであると言えます。
※但し、銀行の窓口などでおすすめされる投資商品は2%台のものなどもあるらしいので
世界経済インデックスファンドがバカ高いかといえば、そうとも限らないですね。
つみたてNISA対象銘柄に含まれていない
◆世界経済インデックスファンドはつみたてNISAの対象ではありません。
※追記訂正
記事執筆時にはつみたて投資枠の対象リストに確認できなかったのですが、
改めて確認したところ積み立て投資枠の対象となっているようです。
これ、とても重要な要素ですよね。
非課税のつみたてNISAをこれから始める人にとって
選ぼうにも選べない銘柄だというわけです。
◆…ですが、この後で
この銘柄の代替案とメリットをご紹介しますので
ついてきてください。
私はつみたてNISAが始まる前の段階で
この世界経済インデックスファンドへの投資を始めたので
NISA枠かどうかは関係ない状況でした(汗)
◆これから積み立て投資を始めるなら
つみたてNISA枠での購入を優先することをおすすめします。
つみたてNISA枠での積み立てであれば、後に売却した時の利益が非課税になるからです。
税金が引かれてしまえば利益は減ってしまいます。
わざわざ利益を減らす必要はありませんよね。
◆つみたてNISAは年間で40万円(月々に分けると33333円ほど)が上限です。
一年間で40万円以上積み立てたい方は、積み立てNISA枠の他に
課税される口座を使う必要があります。
ですがまずは、つみたてNISA対象銘柄を優先して選ぶことが必然です。
これが、これから始める人におすすめしない(というか「できない」)理由です。
代替案の類似銘柄
◆金融庁が出している、つみたてNISA対象銘柄のリストを確認してみたところ
「SMT 世界経済インデックス・オープン」という銘柄がありました。
世界経済インデックスファンドの代替案として、選択肢のひとつに出来そうです。
◆その理由は…
こちらは世界経済インデックスファンドと同じ
三井住友トラスト・アセットマネジメントが提供している金融商品ということ。
また軽く目論見書を確認した限りでは、投資対象や比率も
世界経済インデックスファンドとおよそ同じであることが分かりました。
つみたてNISA枠で株式と債券に世界的に分散して投資したい
という方はこちらを購入する選択肢もあるかなと思います。
◆続いては、世界経済インデックスファンドを保有するメリットについて。
世界経済インデックスファンドを選ぶ理由
ひとつの銘柄で分散投資ができる。
◆上記でも挙げていますが、世界経済インデックスファンドは
地域、資産ごとに6つの部門に分散投資することができます。
◆上記の6つが世界経済インデックスファンドで投資している銘柄ですね。
(「SMT 世界経済インデックス・オープン」も対象は同じですが、割合が少し違っているようです)
◆我々が住んでいる国内から、経済が進んでいる先進国、
これから伸びることが期待される新興国の株式と債券に投資することで
リスク分散をしながらリターンを期待することができるよう設定されています。
これらの分散を個別で行うより信託報酬が安い。
◆上記の6銘柄をそれぞれ個別に持っていた場合に信託報酬がいくらになるのか…?
・FTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース) 0.132%
・JPモルガン・ガバメント・ボンド・インデックスーエマージング・マーケッツ・グローバル・ディバーシファイド(円換算ベース) 0.66%
・TOPIX(東証株価指数) 0.154%
・MSCIコクサイ・インデックス(円ベース) 0.77%
・MSCIエマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース) 0.209%
◆それぞれの信託報酬を単純に足し算してみたところ…2.057%
世界経済インデックスファンドの0.55%の方が安い!
自身で個別に分散して投資をすることを考えている場合は
世界経済インデックスファンドひとつのほうが安く済む
ということが分かりますね。
基準価額と純資産総額は上がっている。
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◆青いチャートが世界経済インデックスファンドの「基準価額」です。
茶色いチャートが分類平均なので「基準価額は平均を上回っている」
チャートが右肩上がりなのも踏まえて、成績がいいことが分かります。
チャートの下の方、緑の部分、これが「純資産総額」です。
「時価×口数」で計算される「純資産総額」が右肩上がりなのは
世界経済インデックスファンドの額が高まっていて、購入口数も増えている
ということが分かります。
つまり、人気もあって成績もいい銘柄であることが分かります。
◆ただし、右側のランキングを見ても分かるように
もっと人気のある銘柄もたくさんあります。
ですが人気銘柄が必ずしも成績がいいか、リスクが低いか
というと、そうとは限りません。
◆レバレッジを効かせてハイリターンを期待するハイリスクな面を持つ銘柄などが
上位にランキングしていることも頭に入れておきましょう。
◆例として
買付ランキング上位にいた「楽天日本株3.8倍ベアⅡ」
の画像を見てみましょう。
◆ちなみに
株式市場全体の値動きと反対に3.8倍程度の値動きを目指している銘柄だそうで
株価が下がり気味の時期に人気のある商品なのでしょうね。
◆そもそも、つみたてNISA対象銘柄ではありませんね。
◆ 楽天証券 の場合だと、つみたてNISA対象銘柄は
下の画像のようにNISAとしての購入ボタンがあります。
世界経済インデックスファンドの実績
◆参考になるように、私が購入している世界経済インデックスファンドが
実際にどのような成績を残しているか載せておきます。
◆上の画像は世界経済インデックスファンドを始めたころの履歴です。
インスタグラムに載せたものを転用しています。
丸で囲んでいる部分が積立金額です。
投資というものをほとんど信用していなかったので
初めに1万円入れて、あとは毎月2000円という
かなり低い額で続けていました。
◆そこから積立額を増やしたり
つみたてNISAにシフトして額を減らしたりしましたが
少額ながら続けています。
ここで初めの「①既に投資しているけど続けていいのか不安」が登場。
◆現時点で17万円ほど積み上がって
更に3万円ほどの利益が出ています。
率にして20%前後で推移しています。
◆つみたてNISAの方は始めるのが遅く
まだそれほどの成果は出ていません。
積み立て投資は長期間かけて続けることが大切です。
◆月100円の積み立てを続けた場合のシミュレーション↓
まとめ
◆世界経済インデックスファンドは…
・つみたてNISAの対象ではない…(代替銘柄あり!)
→積み立て投資枠の対象となっています。
・買ってる人は、続けていいかも?
・株式以外にも投資をしたい人向け。
・手数料は少し高いけど、個別に買うよりは安い。
・それなりに実績がある。
◆投資信託と似て非なる存在。
ETFについての解説はこちら↓
◆これから投資を始めるならこちら↓
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