こんにちは、ジリたんです。
◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。
◆このページでは
NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)
というアメリカの個別株について
・割安性
・財務面
・収益性
などの数値や特徴などをまとめています。
※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。
◆本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。
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楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。
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またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。
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ピンポイント比較↓
◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2022年11月末頃のデータを基に執筆しています。
ネクステラ・エナジー・パートナーズってどんな会社?
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)はどんな会社か。
楽天証券 に記載されている事業内容欄を引用してご紹介します。
NextEra Energy Operating Partners, LP (NEP OpCo)の限られたパートナーシップ持分を通じ、テキサス州およびペンシルバニア州において、風力発電および太陽光発電プロジェクトからなる契約済みの再生可能エネルギー発電資産、および天然ガスインフラ資産のポートフォリオを保有する。クリーンで契約済みの再生可能エネルギー資産のプロジェクトポートフォリオには、米国およびカナダにある約4,095メガワット(MW)の風力および太陽光発電施設が含まれる。
引用: 楽天証券 NEP 事業内容
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)はアメリカの電力会社です。
アメリカの、とは言っても現時点では
テキサスとペンシルバニアのふたつの州しか書かれていないので
州の数だけで言うと、規模は小さいのかもしれません。
ただ、NEE(ネクステラ・エナジー)という持ち株会社が親会社としてフロリダにあるらしく
トータルの規模としてはもう少し大きいのかもしれません。
※NEEは再生可能エネルギーとしてアメリカ最大手だそうです。
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)は
風力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギー事業をメインとしているそうで
環境への配慮を意識している点が魅力的であると言えます。
(天然ガスインフラ資産も保有しているとは書かれていますが)
◆NEPは2022年11月に、新たな買収に合意したと伝えられています。
調べてみたところエメラルド・ブリーズ社という企業で
テキサスの他、ニューヨーク州やネバダ州、オクラホマ州に
風力や太陽光の発電施設を持つそうです。
この様子では、今後も徐々に規模を拡大させていくのではないでしょうか。
◆風力発電や太陽光発電施設は
アメリカ国内だけでなく、カナダにも保有しているそうで
意外と規模は大きいのかもしれません。
◆風力発電や太陽光発電の施設を作るには
コモディティ(ここでは鉱物資源)が必要となってくる模様です。
鉱業に従事するSCCO(サザン・コッパー)も需要が高まるかもしれません↓
◆NEPの業種は「公益事業ー電力」と記載されています。
エネルギーセクターのようでもありますが
VPU(バンガード・公益事業セクターETF)に組み入れられていることからも
セクターとしては公益事業セクターに分類されると思われます。
エネルギー系のような要素もある印象ですが
ディフェンシブな銘柄であると考えられます。
なお、NEPの組み入れ比率は上から数えて36位ですが
その一番上、1位は親会社のNEEとなっており
グループ全体でいうとその分野内での重要性や期待値が窺えるかと思います。
◆日本や各国もそうですが
カーボンニュートラル実現に向けた取り組みとしてアメリカのバイデン政権は
2050年までに温室効果ガス排出をゼロにすることを目標として
2035年までに電力部門で温室効果ガスの排出ゼロを
そして2030年までに風力発電でのエネルギー生産量を倍にすることを掲げているそうです。
中長期的な目線で、再生可能エネルギーの需要が高まっていることが窺えます。
ネクステラ・エナジー・パートナーズのチャートをチェック
◆トレーディングビューのリアルタイムチャートを掲載しています。
時間足など操作しながら確認することも可能です。
◆2020年3月頃がコロナショックの頃ですね。
それ以降に上昇しており、悪い影響は受けていないことが窺えます。
上昇傾向は止まっているように見えるものの
コロナによる下落直前の高値である60ドル付近まで下がると反発しているので
ここがポイントとなっていそうです。
ネクステラ・エナジー・パートナーズに関する指標
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)の株を購入する際に
参考となりそうな指標を記述します。
◆株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。
◆ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっていなければ購入しない、というわけでもありません。
◆株式投資で見るべき指標まとめ↓
価格
◆一株当たり78ドルくらいです。
※執筆時の価格です。上記のリアルタイムチャートで確認しましょう。
◆現状の最高値がおおよそ86ドルくらいです。
コロナショックで急落した時が38ドルくらいです。
その直前の最高値が61ドルくらいで
最高値に到達した後も、この60ドルあたりを割っていないので
上記でも記載していますが、ここがポイントになりそうな感じですね。
◆どちらかと言えば最高値に近いので「安い」とは言えなさそうです。
しかし、下落傾向にある形とも思えないですし
これからも上がるとするならば、今は「安い」と言えなくもなさそうな感じです。
配当利回り
◆配当利回りは2022年11月末頃で
3.99%
◆4%近い状態です。
暴落で利回りが高まったという印象ではないので
配当利回りの面からするといい感じに高配当な印象です。
割安性を示す指標
PER 44.43倍
PBR 2.22倍
◆どちらの数値も少し高めな印象です。
とくにPERは基準よりも高いです。
2022年の通期(1年間)の予想値がそれぞれ19.74倍、1.99倍と今より低いので
現在から比べると割安になる(利益が上がる)と予想されている模様です。
◆PERが下がるのはどういう時?
仮に
利益が以前と変わらなかった場合、株価が下がった時。
株価が以前と変わらなかった場合、利益が上がった時。
◆今回の場合は
売上高や利益の予想値も2021年と比べて高まるという予想が出ているので
利益が上がったから割安になるという考え方が出来そうです。
財務面を示す指標
・自己資本比率 16%
・負債比率 41%
・当座比率 109%
・流動比率 112%
(小数点以下、四捨五入)
◆自己資本比率がかなり低いです。
ですが負債比率も基準よりだいぶ低く
たくさんの負債を抱えているわけではなさそうです。
当座比率は基準以上となっていますが
流動比率は基準より少しだけ低い数字です。
◆楽天証券の貸借対照表には負債合計は84%ほどと表示されています。
なぜ上記の「負債比率」と比べて、貸借対照表の負債の比率が高いのか
正解が導き出せているかどうか分かりませんが、いろいろ調べてみました。
◆貸借対照表について…
貸借対照表は①資産と②純資産+③負債に分けて表記されます。
①は会社が持っている財産全体のことを指します。
この財産のうち②返さなくていいお金と③返さなければけないお金の割合を示しています。
全体のうちの割合の表なので①=②+③となります。
◆楽天証券における貸借対照表で負債の部を見てみると
多くの負債が同業種平均よりも低いなか
少数株主持分という項目だけが同業種平均より多くなっています。
◆少数株主持分について…
親会社であるNEEが子会社であるNEPの株の半数以上を保有していることは当然として
親会社以外の保有割合が低い株主を少数株主と呼ぶそうです。
◆貸借対照表で「純資産の部」となる「株主資本」に
「少数株主持分」は含まれないらしく
「純資産じゃない方」と位置付けられ
デットライクアイテム(負債に準ずる項目)として
「負債」であると解釈される
……っぽいです。
◆上記のことから
少数株主持分が負債として計算されていることが
負債の割合が高いことに関係しているのではないかなと思います。
※ちなみに楽天証券の貸借対照表において
「資産の部」という表記はあるのですが
「純資産の部」という表記と「株主資本」という表記がなく
合っているのか分からない部分もあります(汗)
収益性を示す指標
ROE 4.60%
ROA 0.72%
◆ROE、ROAともに低めの数値です。
しかし予想値はどちらももう少し高くなる予想となっています。
◆売上高成長率は
10年成長率は、まだ10年に満たないため記載がありません。
5年成長率が4.93%と、高い数字ではありませんがプラスにはなっています。
今期の売上高営業利益率は23.83%と高水準。
売上高成長率の予想値は66.53%と
かなり高い数値が予想されています。
◆改めて、基準となる数値をまとめた記事はこちらです↓
配当月
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)の直近の配当支払い月は
2,5,8,11月…です。
(なお、権利落ち日は当月の頭あたりだと思われます)
◆ABBVと同じ月に配当が支払われる銘柄をまとめました。
⇒2月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒5月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒8月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒11月に配当が支払われる銘柄まとめ
◆米国個別株で配当金を毎月受け取るためのポートフォリオ↓
まとめ
◆NEP(ネクステラ・エナジー・パートナーズ)…
◆2月に配当が支払われる生活必需品セクター銘柄もチェック↓
◆配当金投資の必要性↓
◆株式投資を学べる書籍一覧↓
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