こんにちは、ジリたんです。
◆株式投資ビギナーの私が
初心者でも分かりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。
◆このページでは
資産所得倍増プランで話題のNISA制度について
ざっくりとポイントをまとめてみようと思います。
NISAとは?
◆NISAとは…Nippon Individual Saving Accountの略称です。
これを直訳すると日本版個人貯蓄口座といった感じです。
ただ制度として使われている名称は
少額投資非課税制度です。
つまりNISAとは
少額の投資で得た利益については税金がかからないよ
という投資を推奨するシステムです。
◆資産所得倍増プランとして改正が検討されているNISA制度。
非課税にしてまで国が投資を推奨する理由を重く考えた方が良いかも知れません。
働くだけでは足りない。投資で資産を増やして。
という状況なわけです。
一般NISAとつみたてNISAの違い
◆NISAは主に「一般NISA」と「つみたてNISA」に分けられると考えていいでしょう。
(ジュニアNISAはここでは割愛します)
◆一般NISAは
1年あたり最大120万円までを投資して、最長5年間
売買で得た利益に税金はかかりませんよ
というシステムです。
◆つみたてNISAは
1年あたり最大40万円までを積み立てる形で投資して
最長20年間、利益に税金はかかりませんよ
というシステムです。
期間 | 投資枠 | |
一般NISA | 最長5年 | 年間120万円まで |
つみたてNISA | 最長20年 | 年間40万円まで |
一般NISAをおすすめしない理由(初心者向け)
◆初心者に一般NISAをおすすめしない理由は…
の3つにあると考えています。
①投資しないと足りない家計の中から、年120万円を投資に回せますか?
◆これはあくまでも最大値で、それ以下の額でもいいのですが
利益を最大化するためには120万円が必要になります。
1年あたり120万円を投資に回すゆとりはあるでしょうか。
※もちろん
必ずしも120万円投資する必要はありませんが
少額であればあるほど、利益も小さくなってしまいます。
②120万円投資して、売却益出せますか?
◆一般NISAで非課税となる売却益は
安く買って、高く売ることで実現できます。
これから上がる株を見抜いて安いうちに買う
ということが確実にできるでしょうか。
③5年の間に利益を出せますか?
◆②のこれから上がる株を見抜いて安いうちに買う
ということを5年の間にしなければなりません。
上がる可能性ももちろんありますが
5年間下がり続けるということも否定できません。
つまりこの3つをまとめると…
◆この5年間で毎年120万円を使って、毎年のように安く買った株を高く売ることができれば
一般NISAのメリットを最大限で享受できます。
最大限でなくても、5年の間に少しでも利益が出れば
それは非課税なのでメリットが享受できることになります。
ただし、5年の間に利益が出なければ一般NISAのメリットは一切享受できませんし
そういうことも結構あるわけです。
◆利益を出すことに必死になると、かえって損失を出しかねません。
一般NISAは初心者にとってリスクの高い投資であると考えられます。
初心者につみたてNISAをおすすめする理由
◆初心者につみたてNISAをおすすめする理由は…
①少額投資非課税制度の意味
◆NISAは名前の通り「少額」の投資について非課税となる制度です。
つみたてNISAは年間で最大40万円投資することが可能です。
逆に言えば、40万円以上投資できない、とも考えられます。
ひと月あたり最大33,333円が上限です。
月に100円からでも積み立てができますし
貯金するだけより、計算上は利益が出ます。
少額で、継続することが容易であることがメリットのひとつです。
◆月に100円積み立てたら計算上いくらになるか?
シミュレーションした記事はこちら↓
◆月に1万円積み立てるだけでも
老後2000万円問題が解決するかも↑
②期間
◆現行のつみたてNISAの非課税期間は最大20年間です。
この上限が撤廃される案も出ており
長期的なスパンで、投資をすることが可能です。
◆長期で続けることが計算上、利益最大化につながるのですが
利益が出たときに売却することも可能です。
一般NISAのように短くない期間での投資であれば
利益が出ている時が巡ってくる可能性が高まります。
機会という意味で言えば、利益は出しやすいかもしれません。
③投資方法
◆つみたてNISAなどの積み立て投資は
一定の額を定期的に、自動で行うことが一般的です。
◆積み立て投資について解説している記事はこちら↓
◆自動で積み立てることで感情に左右されることがありません。
自身で売買をすると、マイナスになった時に弱気になり
売ってしまって損を出すこともあるかもしれません。
下がっても上がってくるまで、ただただ機械的に積み立てを続けることで
投資の場から離れずにいられるのです。
◆過去のデータから
長期的に分散して積み立てを続けることが
結果として好成績となっているそうです。
「長期・分散・積み立て」の投資は
下がっても長期的に見て、戻ったり上がったりすることが期待できますし
仮に下がり続けたとしても、リスクが分散されており
損失も大きくなりにくい投資方法です。
◆積み立て投資のリスク分散方法
「ドルコスト平均法」についてはこちらで解説↓
まとめ
◆投資初心者に一般NISAよりつみたてNISAをおすすめする理由…
◆楽天証券なら楽天ポイントを積み立て投資に使えるのでお得!
◆配当金を狙う投資方法もおすすめ。
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