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【米国株】BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)はどんな会社?将来性は?銘柄を分析。

米国個別株

※こちらの記事にはプロモーションが含まれています。

この記事を書いた人
ジリたん

・ブラック企業勤務の非正規。
・節約&貯金→投資で資産1000万。
・株式投資とブログ運営を勉強中。

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こんにちは、ジリたんです。

◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。

◆このページでは
BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
というアメリカの個別株について
・配当
・割安性
・財務面
・収益性

などの数値や特徴をまとめています。


※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。

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本題の前に…

本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。

楽天ポイントが貯まったり、ポイントで株が買えたりと
楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。

証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。

この機会に楽天証券の口座開設をしてしまいましょう。

◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2022年11月のデータを基に執筆しています。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコってどんな会社?

BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)はどんな会社か。
楽天証券 に記載されている事業内容欄を引用してご紹介します。

ベーパー製品、タバコ加熱製品(THP)、最新の口腔用製品など、従来のタバコ事業に加えて、タバコおよびニコチン製品のポートフォリオを構築するために投資する。世界的に統合されたサプライチェーンを管理し、その製品は世界中の小売店に販売される。セグメントは、米国、アジア太平洋および中東、南北アメリカおよびサハラ以南のアフリカ、およびヨーロッパおよび北アフリカに分かれる。米国では、Vuse、Velo、Grizzly、Kodiak、Camel Snusなどの製品が販売される。ベーパー製品は、液体を加熱し、吸入する蒸気を生成する、ハンドヘルドのバッテリー駆動デバイスである。THP製品はタバコを燃やさず、煙も発生しない。最新の口腔用製品は白色で、ニコチン、水、およびその他の食品グレードの成分が含まれる。

引用: 楽天証券 BTI 事業内容

BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)
タバコを製造、販売している持ち株会社だそうです。

◆日本ではKENTCOOLといったブランドなどが展開されている他、
gloという加熱式タバコが販売されています。

↑私はタバコを吸わないので、検索してみて
「見たことあるかも」という銘柄だけ挙げています。

◆また、これも調べてみて知ったのですが
VELOという名のオーラルタバコという製品も販売しているそうです。

無煙タバコという煙が出ないタバコ
室内や衣類に臭いがつくことが無く
受動喫煙によるリスクも発生しないタバコ
だそうです。

写真を確認してみたところ粒ガムのような形状で
口の中に入れて楽しむようです。
ですが、最終的に食べて飲み込むものではないみたいです。

◆オーラルタバコ発祥の地であるスウェーデンでは
このオーラルタバコの消費量が世界一でありながら
タバコに関連した疾患の発症や死亡率が低いそうです。

◆BTIの業種は「タバコ」と記載されている限りで
タバコに特化した企業であることが窺えます。

セクターとしては生活必需品セクターに分類されています。

◆タバコを吸わない私は、あまり分からないのですが
必要としている人には、欠かせないモノである様子は見てとれます。

しかし、身近な所では
喫煙席が無いお店が増えていることは感じられますし
健康を考えて禁煙を始める人が増えている様子も見られます。


そういった点で
今後、永続的にタバコが生活に不可欠な存在であり続けるかは疑問ですが
現状、ディフェンシブな銘柄に分類されています。

上記のオーラルタバコなどは
市場が狭くなりつつあるタバコ業界の打開策として期待が持てそうな存在ではあります。

◆競合他社としては
MO(アルトリア・グループ)PM(フィリップ・モリス)などが
代表として挙げられるかと思います。

MOはここ数年で利益剰余金を減らし続けており
PMも上がったり下がったりというところです。

MOもPMもROEがマイナスを出している中、BTIはプラス維持。

成長率は比較的BTIが良い数値を出しているので
競合の中ではBTIがリスクが低そうかなと考えているのですが果たして…

ブリティッシュ・アメリカン・タバコのチャートをチェック

トレーディングビューのリアルタイムチャートを掲載しています。
時間足など操作しながら確認することも可能です。

◆73ドルあたりに頂点を付けたのが2017年6月頃。
下落の始まり頃の高値が2018年1月頃。

この下落に関連していそうなニュースを、分かる範囲で調べてみました。

FDA(アメリカ食品医薬局:食品や医薬品の安全に関わる政府機関)2013年
「メンソールタバコは普通のタバコに比べて中毒性が高く、辞めづらいので健康上のリスクが高いよ」
といった旨の発表をした。

2017年1月メンソールタバコ「ニューポート」を販売するレイノルズ・タバコ・カンパニー
ブリティッシュ・アメリカン・タバコが買収。
(買収報道が出たのが、頂点の直前の下落のあたり。2016年10月頃

2018年11月の時点で「メンソールタバコが規制されるかも」という記事。

2023年には最終的な規制案を発表、と。

◆もしかするとブリティッシュ・アメリカン・タバコ
中毒性が高く顧客を囲い込めるメンソールタバコを軸にしたかったのに
FDAによる規制がかけられそうという報道(決定的な報道時期は未確認)が懸念されて
株価が下落したのかもしれませんね。

2020年3月頃に、大幅下落時と同じくらいの額まで下がっています。
これがコロナショックの頃だと思われるのですが
それ以降は、見た感じ下落基調という感じではありませんね。

【米国株】BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)はどんな会社?将来性は?銘柄を分析。
出典:google

◆競合3社のチャートを比べると
アルトリアグループだけS&P500を思わせるような大きな上昇を見せて
株価が高めとなっています。

これを「高い」と思うか「これからも成長する」と思うかですね。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコに関する指標


BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の株を購入する際に
参考となりそうな指標を記述します。

◆株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。


ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっていなければ購入しない、というわけでもありません。

・価格

・配当利回り

・割安性を示す指標
・財務面を示す指標
・収益性を示す指標

価格


◆一株当たり40ドルくらいです。
※執筆時の価格です。上記のリアルタイムチャートで確認しましょう。

◆上記のチャートの最高値の部分が73ドルくらいです。
急落が止まったのが31ドルくらいです。

◆最高値を付ける前の大きな山の始まり辺りも
30ドル前後で推移しているので、30ドルがポイントとなっているのかなと思います。

そうすると40ドルは少し安めと言えるかもしれない
といった感じです。

配当利回り


◆配当利回りは2022年11月末頃で
6.94%

◆3%を大きく超えています。

下落の影響も大きいかと思いますが
結構な高配当利回りとなっています。

割安性を示す指標


PER 11.51倍
PBR 1.14倍

PER、PBRともにちょうどいいくらいの数値な気がします。

PERに関しては基準範囲内で
少し割安寄りかなという感じです。

財務面を示す指標


・自己資本比率 49%
・負債比率 51%
・当座比率 50%
・流動比率 85%

(小数点以下、四捨五入)

自己資本比率負債比率は基準の範囲内となっています。


当座比率流動比率
基準よりも低い数字となっています。

財務キャッシュフローが同業種平均よりも大幅にマイナスとなっているので
負債自体は減っているものと思えます。

また投資キャッシュフローも同業種平均よりも大きくマイナスとなっており
設備や事業投資にお金を使ったのかなということも考えられます。

◆当座比率や流動比率の悪さはキャッシュの減少によるものなのでしょうか。

営業利益利益剰余金自体は上がっているので
逆風がありながらも経営が悪い状況であるとは言えない感じです。

収益性を示す指標


ROE 10.14%
ROA 4.95%

◆ROE、ROAともに、基準と比べると少し低めです。

売上高成長率
10年成長率は5.25%
5年成長率が12.69%と
ここ5年の方が業績が良いです。

売上高営業利益率は39.85%と
特に近年の業績が良いのかなと想像できます。

配当月


◆BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の直近の配当支払い月は
2,5,8,11月…です。

(なお、権利落ち日はバラバラです。前々月の下旬までに買うくらいが良いのかなと思います)

\前々月までに買えば配当に間に合うかも!/

まとめ


BTI(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)…

・規制が拡大するたばこ業界。その打撃を受けそう。
・オーラルタバコはその打開策となるか?
・もし健康に害が無い製品が主流となれば、消費は増えるかも。
・現状、高配当利回り。

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