こんにちは、ジリたんです。
◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。
◆このページでは
PG（プロクター・アンド・ギャンブル）
というアメリカの個別株について
・割安性
・財務面
・収益性
などの数値や特徴をまとめています。
※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。
◆本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。
楽天ポイントが貯まったり、ポイントで株が買えたりと
楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。
証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。
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◆数値は主に
楽天証券 に記載されている２０２２年１１月のデータを基に執筆しています。
PG（プロクター・アンド・ギャンブル）ってどんな会社？
◆PG（プロクター・アンド・ギャンブル）はどんな会社か。
楽天証券 に記載されている事業内容欄を引用してご紹介します。
ビューティー、グルーミング、健康管理、ファブリックとホームケアおよびベビー、フェミニンとファミリーケアの5つのセグメントで事業を展開する。主に量販店、食料品店、会員制クラブ店、ドラッグストア、デパート、流通業者、卸売業者、ベビーストア、美容専門店、eコマース、高周波店、薬局、電子店舗や専門チャンネルを通じて、国や地域で製品を販売する。Head ＆ Shoulders、Herbal Essences、Pantene、Rejoice、Olay、Old Spice、Safeguard、Secret、SK-II、Braun、Gillette、Venus、Crest、Oral-B、Metamucil、Neurobion、Pepto-Bismol、Vicks、Ariel、Downy、Gain、Tide、Cascade、Dawn、Fairy、Febreze、Mr.Clean、Swiffer、Luvs、Pampers、Always、Always Discreet、Tampax、Bounty、Charmin、Puffsなどのブランドの製品を提供する。
引用： 楽天証券 PG 事業内容
◆PG（プロクター・アンド・ギャンブル）は
風呂場や水回り周辺で使うような製品を製造している企業です。
国内でもP&G（ピーアンドジー）という社名はよく聞きますね。
購入時に意識していないかもしれませんが、製品の幅は広く
知らぬ間に手に取っているかもしれませんね。
◆上記ではパンパースやファブリーズなどはよく耳にしますね。
他には
ハーバルエッセンスやパンテーンなどのヘアケア製品、
ダウニーやアリエールなどのファブリックケア製品、
ブラウン、ジレット、SK-Ⅱなどのスキンケア製品、
などでしょうか。
◆ダウニーは一時期、話題になった記憶がありますが
日本法人のP&Gジャパンからは発売されていないようですね。
輸入して売られているような形だそうです。
◆業種としては
パーソナル用品と記載されています。
セクターとしては生活必需品セクターに分類されます。
景気の動向にかかわらず、日常的に使用し
ある程度消費され続けるような製品ばかりです。
ディフェンシブな要素の強い銘柄と言えるでしょう。
PG（プロクター・アンド・ギャンブル）のチャートをチェック
◆トレーディングビューのリアルタイムチャートを掲載しています。
時間足など操作しながら確認することも可能です。
※執筆時のチャート
◆縦線の引いてある２０１８年５月頃から急上昇しています。
それまでも上昇傾向だったことは見てとれますが、唐突です。
どういった理由でこの頃に上昇したのか
調べてみたのですが、明確な理由の書かれた記事は見つかりませんでした。
◆その次に下落している箇所がコロナショックの頃なのですが
一時的で幅も小さく、上昇を続けています。
必需品でディフェンシブであることのあらわれでしょうか。
◆株価は今のところ２０２１年の末頃にピークを迎え
その後の下落の方が大きく、続いている様子です。
調べられる範囲では
２０２１年１２月期に比べ
２０２２年３月期の営業利益が下がっていました。
２０２１年１２月時点で
その兆候が見られていたということでしょうか。
そこからの下落基調は
世界的に同じような感じだとは思いますが。
プロクター・アンド・ギャンブルに関する指標
◆PG（プロクター・アンド・ギャンブル）の株を購入する際に
参考となりそうな指標を記述します。
◆株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。
◆ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっていなければ購入しない、というわけでもありません。
◆株式投資をする際に見るべき指標まとめ↓
価格
◆一株当たり１４２ドルくらいです。
※執筆時の価格です。上記のリアルタイムチャートで確認しましょう。
◆上記のチャートの最高値の部分が
１６３ドルくらいとなっています。
２０１８年の急上昇を迎えるまでは
９０ドルあたりで止まって１００ドルを超えていないくらいの時期が続いています。
◆最高値と、過去の傾向からすると
高めな価格に位置しているのかなと思います。
これまでの傾向通り、今後も上昇を続けるのであれば
今が「高い」とは言えないことにもなりそうですが。
配当利回り
◆配当利回りは２０２２年１１月中旬辺りで
２.５９％
◆３％に満たない配当利回りですから
「高配当」とは言い切れない利回りですね。
しかし
連続増配年数が６５年と、アメリカの中でも長い方で
現在も増配は続いています。
増配年数の長さは現在、アメリカで３位だそうです。
これからも増配していくことが前提となるのであれば
長期的に見るとプラスにはなっていきそうです。
◆ディフェンシブである上に、増配が続いていることから株価が上がり
その人気故に配当利回りが低くなっているとも考えられますね。
割安性を示す指標
PER ２３.７６倍
PBR ７.３３倍
◆PER、PBRともに高めで割高な印象です。
同業平均よりも資本金は多いので、資本金の少なさからPBRが高くなっているとは考えにくいです。
株価にもあらわれていますが、将来性が評価されていると考えられそうです。
◆PBRが高いのはどういう意味があるか？
意図して高PBRにしている銘柄も参考になるかと思います↓
財務面を示す指標
・自己資本比率 ４０％
・負債比率 ６０％
・当座比率 ４５％
・流動比率 ６５％
（小数点以下、四捨五入）
◆当座比率と流動比率が
基準よりも低い数字となっています。
◆現金同等物（フリーキャッシュフロー）が
２０２０年→２０２１年→２０２２年と下がっています。
当座比率や流動比率の悪さは
そういったキャッシュの減少によるものなのでしょうか。
◆ちなみに売り上げ高や営業利益は伸びています。
投資キャッシュフローのマイナスが増えているので
２０２１年、２０２２年ともに設備投資か何かを行い
現金比率が下がっているのかもしれません。
収益性を示す指標
ROE ３１.６４％
ROA １２.５８％
◆ROE、ROAともに、基準よりも高い水準です。
効率的な経営が行われているようです。
◆売上高成長率は
１０年成長率は－１.９９％とわずかではありますがマイナスとなっています。
５年成長率が４.２７％とわずかのプラスです。
売上高営業利益率は２２％ほどと、わりと好業績です。
◆５年以上前は、直近よりも少し業績が悪かったと考えられます。
そう考えると２０１８年から株価が急上昇したことと関連性があるとも想定できますね。
◆改めて、基準となる数値をまとめた記事はこちらです↓
配当月
◆PG（プロクター・アンド・ギャンブル）の直近の配当支払い月は
２，５，８，１１月…です。
（なお、権利落ち日は、前月の下旬に入ったころだと思われます）
◆PGと同じ月に配当が支払われる銘柄をまとめました。
⇒２月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒５月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒８月に配当が支払われる銘柄まとめ
⇒１１月に配当が支払われる銘柄まとめ
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まとめ
◆PG（プロクター・アンド・ギャンブル）…
・生活必需品でディフェンシブ。株価も上がっている。
・人気ゆえに割高で、配当利回りもそれほど高くない。
・５年成長率はプラスで、２０１８年から株価上昇。
◆２月に配当が支払われる医療系銘柄↓
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