こんにちは、ジリたんです。
◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。
◆このページでは
HDV
というアメリカのETFについて
その特徴などをまとめています。
※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。
◆HDVが買える証券会社 おすすめはこちら↓
楽天証券
取り扱い銘柄数、業界最多水準。
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マネックス証券
過去30年分のチャートを表示可能。
トレーディングビューなどでも表示可能ではあるけど
日本株は20年分しか対応してない模様。
◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2023年のデータを基に執筆しています。
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HDVとは何か?
◆HDV(エイチディーブイ)は
正式名称を「 iシェアーズ コア米国高配当株 ETF」と言い
アメリカの高配当ETFのひとつです。
ブラックロック社という資産運用会社が運用しています。
◆ブラックロック社は
バンガード社、ステート・ストリート社と並び
世界3大資産運用会社のひとつに数えられるほどの規模を誇ります。
この中でも運用資産の規模はトップで
世界最大の資産運用会社ということになります。
iシェアーズ(iShares)という名前のETFを運用しています。
iシェアーズ コア米国高配当株 ETF(iShares Core High Dividend ETF)は、通常モーニングスター配当フォーカス指数(同指数)の価格と利回りパフォーマンスに連動した投資成果を目指す。同指数は、財務健全性が高く、同時に持続的に平均以上の配当を支払うことのできる、質の高い米国企業への投資機会を提供する。同指数は75銘柄で構成されており、投資家に配当を支払うことのできる資金余力(配当力)によってウェイト付けを行う。
引用: 楽天証券 HDV ファンド概要
◆HDVは「モーニングスター配当フォーカス指数」という指数に連動する
インデックスETFです。
配当利回りが高く、かつ財務健全性が高い銘柄で構成されているため
比較的、安定性の高い高配当ETFと言えそうです。
400銘柄で構成されるVYMと違って
HDVは75銘柄と、少し分散性では劣る面があります。
◆ETFって何?という方にはこちら↓
HDVを構成する銘柄について
◆HDVは75の銘柄で構成されています。
HDVをひとつ買うだけで
75の銘柄を分散して購入していることになります。
ある程度、分散性も高いETFと言えるでしょう。
◆より分散性の高い高配当ETF
VYMについても理解しておこう↓
◆HDVを構成する上位5銘柄
銘柄 | シンボル | 構成比率 | 備考 | |
1 | エクソンモービル | XOM | 8.22% | |
2 | ジョンソンエンドジョンソン | JNJ | 6.59% | |
3 | ベライゾン・コミュニケーションズ | VZ | 6.25% | 関連記事あり |
4 | アッビィ | ABBV | 6.14% | 関連記事あり |
5 | シェブロン | CVX | 5.92% | 関連記事あり |
◆ブラックロック社のHDVに関するページにアクセスすると
全ての銘柄が確認できるみたいです。
(執筆時点ではエラーっぽくなってますが…)
私が使っている楽天証券に記載されている上位5銘柄のみ
ここでは記載します。
◆最も構成比率が高いのはエクソンモービルで
その点はVYMと一緒です。
構成銘柄が少ない分、構成比率が高いのが特徴ですね。
セクターについて
◆HDV構成銘柄のセクター(業種)比率については
ヘルスケアの比率が最も高くなっています。
続いて、エネルギーセクターや情報技術セクターが続いています。
その次が公益事業セクターとなっていて
ディフェンシブなセクターと景気敏感なセクターなどが
少しずつ高い比率で組み込まれている感じでしょうか。
◆VYMと被る銘柄がありながらも構成比率の違いもあるので
両者を持っているだけでも分散になりそうです。
HDVのチャート
◆HDVのチャートを見てみましょう。
よく比較される高配当ETFであるVYM、SPYDのグラフと比較してみました。
◆オレンジがHDV、青がVYM、黄色がSPYDのグラフです。
これを見るとVYMが最も古くから存在することが分かります。
HDVはVYMより高いパフォーマンスを見せている時期もありますが
コロナショック以降はVYMに若干劣る価格であることが分かります。
またリーマンショックは経験していなく
今のところ、初めの頃の短い期間を除いて
HDVが設定された時の価格を下回ったことがほぼ無いと言えそうです。
値上がり益をメインに期待するETFではないので
VYMより価格が低めで、配当利回りが高いのであれば
魅力的であると言えそうです。
◆HDVのリアルタイムチャート
HDVの配当金(分配金)推移
◆HDVの配当金(ETFは分配金と呼ぶのが正解だそうです)の推移を確認しましょう。
日付 | 分配金額 |
2019年 | 3.2088ドル |
2020年 | 3.5678ドル |
2021年 | 3.5080ドル |
2022年 | 3.7156ドル |
2023年 | 3.8934ドル |
◆ここで表示しているのは
楽天証券でも記載されている2019年からのデータになりますが
他のサイトも参考にすると
これ以前からも分配金はおおよそ増配傾向にあります。
ただ2021年だけは少し減配されていますね。
コロナショックの影響が現れた年だったと考えられそうです。
※年に4回の分配があるうち、各期間ごとの上下は発生しています。
◆配当利回りは3.5%くらいを前後していることが多い印象です。
高配当ETFの中では中間的(やや高め?)な数値となっています。
いくつかのサイトでもだいたい同じような数値で表が作られていました。
(この数値の出どころが分からないので、著作権的に引用は控えます)
4%台の年もあれば、3%台前半の年もあるようです。
◆VYMに比べてHDVは
総じて配当(分配)利回りが高めであると言えます。
配当月
◆HDVの配当支払い月は
3,6,9,12月…です。
◆個別銘柄を組み合わせることによって
毎月配当金を受取ることも可能です。
◆米国個別株で配当金を毎月受け取るためのポートフォリオ↓
◆上記はあくまで一例です。
銘柄選びに迷ったら金融庁認可のプロに任せてみる方がおすすめ。
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まとめ
◆【米国高配当ETF】HDVについて知ろう。
・VYMより少ない75銘柄に分散するETF
・銘柄が少ない分、各銘柄の比率が高め
・世界最大、ブラックロック社が運用
・平均してVYMより高利回り
・おおよそ増配傾向にある