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【米国株】CMCSA(コムキャスト)/高配当通信セクター。メディア系個別株の銘柄を分析。

米国個別株

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この記事を書いた人
ジリたん

・ブラック企業勤務の非正規。
・節約&貯金→投資で資産1000万。
・株式投資とブログ運営を勉強中。

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こんにちは、ジリたんです。

◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。

◆このページでは
CMCSA(コムキャスト)
というアメリカの個別株について
・割安性
・財務面
・収益性

などの数値や特徴などをまとめています。

※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。

本題の前に…
まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。

楽天ポイントが貯まったり、ポイントで株が買えたりと
楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。

証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。

この機会に楽天証券の口座開設をしてしまいましょう。

◆数値は主に
楽天証券 に記載されている2022年11月時点のデータを基に執筆しています。

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コムキャストってどんな会社?


◆コムキャストはどんな会社か。
楽天証券 の事業内容欄を引用します。

コムキャストケーブル、NBCユニバーサル、スカイの3つの主要事業を持つ。コムキャストケーブル事業はケーブルコミュニケーションズ事業で運営される。NBCユニバーサル事業は、メディア、スタジオ、テーマパークの3つの事業セグメントに分かれる。ケーブルコミュニケーションズ事業は、「XFINITY」ブランドでブロードバンド、ビデオ、音声、ワイヤレス、その他のサービスを提供するコムキャストケーブルの事業から構成される。メディア事業は、国内、地域、海外のケーブルネットワークを含むテレビ及びストリーミングプラットフォームで構成される。スタジオ事業は、映画及びテレビ番組のスタジオ制作・配給事業から構成される。テーマパーク事業は、主にユニバーサルのテーマパークから構成される。スカイ事業は、主にビデオ、ブロードバンド、音声及び無線電話サービスを提供する消費者直販事業から構成される。また、NBCユニバーサル事業は、消費者向け直販のストリーミングサービスであるPeacockも含まれる。

引用: 楽天証券 CMCSA 事業内容

◆ざっくりまとめると
テレビ事業を軸に、それに関連したサービスを幅広く展開している感じです。

◆元々は小さなケーブルテレビの会社だったそうですが
AT&Tから関連部門を買収した時点で
アメリカ最大のケーブルテレビ会社となったそうです。

◆アメリカ内でのサービスやブランド名を羅列されてもイメージしにくいですね…

コムキャスト関連で、日本国内でも馴染みのあるサービスと言うと
スカパー!がスカイ事業におけるサービスです。

コムキャストの子会社であるスカイ・グループ
そのグループ内のスカイUK(当時BスカイB)が
ソフトバンクなどと手を組んで計画したのがスタートだそう。

ちょっと脱線しますが…
ツール・ド・フランスなど自転車レースでお馴染みのチーム
イネオス・グレナディアーズの前身って「スカイ」だったような…

スカイは元々イギリスの放送局で、イネオスはイギリスのチーム

スカイってこのスカイだったのか、と一人で納得。

数年前の映像を見るとマイヨ・ジョーヌのスポンサーなどもしていたようで
視覚的にも馴染みのある企業のようですね。

↑ツールを観るようになったのはここ数年でそれほど詳しくない…
それをスカパーに加入して観てるので、だいぶ「スカイ」に世話になってたようです。

◆もうひとつ
コムキャストの子会社であるNBCユニバーサルが展開するテーマパーク事業


「ユニバーサル」で「テーマパーク」と言えば…
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)

こちらも聞き馴染みのあるサービスですね。

スカパー!ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
コムキャストが展開する、日本でも馴染みのある事業です。

コムキャストのチャートをチェックしよう

トレーディングビューのリアルタイムチャートを掲載しています。
時間足など操作しながら確認することも可能です。

※執筆時のチャート

【米国株】CMCSA(コムキャスト)/高配当通信セクター。メディア系個別株の銘柄を分析。
出典:google

2021年の9月頃
60ドル付近を頂点にして急落していますね。

調べられる限りでは
この時期にインターネット事業の加入者数の増加が弱まったという記事がありました。
(増加はしてるってことだと思うのですが…)

2008年を過ぎたあたりの低い価格から
おおよそ右肩上がりだったのですがその勢いが弱まっているように
チャートからは見受けられますね。

2018年頃の
20ドルと40ドルの間あたりに押し目の形が2回作られていますが
この画像ではそれを超えて下落しているように見え、勢いが弱いようにも感じられます。
(細かいチャートで見ると若干の回復が見られます)

◆ただコロナウィルスの始まりの時期には株価は上がっています。
行動制限により在宅率が増え、利用者数が増えたのかなと想像します。

◆これと似たような業種で、似たような値動きをする企業が…
NFLX(ネットフリックス)です。

こちらも
コロナウィルスの始まり時期には調子の良かった銘柄で
似たような時期に下落をしています。

◆ネットフリックスに関する記事を見ると
コンテンツのクオリティや量が低下していることや
月額料金の値上げによるという指摘がされています。

インフレによって消費行動を抑えているという指摘もありました。

◆クオリティや量の低下については
日本国内のテレビ番組を見ていても感じますが
コロナ以前とは撮影環境も変わり、現場で気を遣わなければならない事も増えたと思います。

思ったような撮影ができないことで
クオリティや量に制限がかかってしまったというのは
想像に難くないですね。

◆ネットフリックスの株価は下げ止まって、極端な回復が見られます。

一方、コムキャストは
上記の画像では一方的に下落しているように見えます。

しかし、下に貼り付けた細かいチャートでは
押し目よりも下落した後に、一旦上昇しています。

【米国株】CMCSA(コムキャスト)/高配当通信セクター。メディア系個別株の銘柄を分析。
出典: 楽天証券 CMCSA5年チャート

◆コムキャストについては
行動制限などの影響で、テーマパーク事業の方にも打撃を受けている可能性が考えられます。

◆ただ、売上高で言うと
2020年に落ち込んだものの
2021年はコロナ以前の2019年よりも上がっています。

利益剰余金は
2020年も含めて積み上がっているので
致命的に業績が良くないというわけでもない気がします。

コムキャストに関する指標


◆コムキャストを購入するときに参考にした指標を記述します。

株式を購入する際にチェックすべき指標や数値は多岐にわたるので
別の記事にまとめてあります。参考になれば幸いです。

◆ただ、あまりに多岐にわたるので
全ての指標が当てはまっている場合にのみ購入する、というわけでもありません。

・価格
・配当利回り
・割安性を示す指標
・財務面を示す指標
・収益性を示す指標

価格


◆1株あたり31ドルくらい。
※執筆時の価格です。上記のリアルタイムチャートで確認しましょう。

チャートから判断すると
高くもなく安くもなく、底値圏と高値の中間的な価格に位置している印象です。

ただ、右肩上がりが強かったので
「これからも上がり続けそう」な形からの大幅下落は
安い方であるような気もします。

配当利回り


◆配当利回りは2022年11月に入った時点で3.40%あたり。

暴落前までの数年間の配当利回りは
おおよそ1.8%~2.7%の間で推移していた模様で
比較的配当利回りが高めと言えそうです。

割安性を示す指標


・PER 10.22倍
・PBR 1.49倍

◆PERは基準とされている数値の中で低い方なので
割安であると考えられます。

◆PBRは1倍を超えているので若干高めな印象ですが
もっと数値の高い企業も多く存在するので
明確に割高とは言えない気がします。

1倍を割っていない点は、良いのではないかと思います。

財務面を示す指標


・自己資本比率 35%
・負債比率 64%
・当座比率 記載なし
・流動比率 85%

(小数点以下、四捨五入)

◆自己資本比率と負債比率に関しては
基準の数値はクリアしています。

流動比率が基準の下限、100%を割っている点は注意が必要かもしれません。

◆2021年の財務キャッシュフローが2020年と比べて
大幅にマイナスとなっているので
「借金の返済によって手元のお金が減った」ため
流動比率の数値が悪いと解釈するのがいいのか…?

収益性を示す指標


ROE 14.73%
ROA 5.13%

◆上記の数値はどちらも基準とされる数値に近く
特別収益性が高いわけではないものの、悪いわけでもないという印象です。

◆売上高成長率が5年、10年ともに7%半ばであり
基準を満たす成長が10年スパンで行われている様子です。

◆売上高営業利益率は18%と高めな数字をたたき出しています。

基準となる数値など、調べてまとめた記事を改めて紹介します↓

特徴


CMCSA(コムキャスト)通信セクターの銘柄ですが
GAFAMのようなハイテク株と似たような値動きをしている印象です。

◆不景気時に消費が減速する点で
一般消費財セクターに似た要素も持ち合わせている気がします。

◆しかし、メディアや通信関連は生活に欠かせないサービスでもあるため
ある程度の需要はあるのではないかと思います。

配当月


CMCSA(コムキャスト)の配当支払い月は

1,4,7,10月

支払い日はだいたい25日あたりなので証券会社によっては翌月に入ることもあるかもしれません。
尚、配当落ち日はその月の頭辺りとなっているようです。

1月に配当がある銘柄をまとめた記事↓

まとめ


◆CMCSA(コムキャスト)は…

・アメリカ最大規模のケーブルテレビ会社。
・日本ではスカパー!とUSJでお馴染み。
・通信セクターだけど、ハイテクっぽい値動き。一般消費財的な要素も。

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