こんにちは、ジリたんです。
◆株式投資ビギナーの私が
初心者でもわかりやすいよう心がけて
株式投資について記述しています。
◆このページでは
ZIM(ジム・インテグレーテッド・シッピングサービシズ)
というアメリカの個別株について
・配当
・割安性
・財務面
・収益性
などの指標や特徴をまとめています。
※ただし
これはあくまでも主観的なものであり
投資は自身の責任のもと、行っていただくようお願いします。
◆米国個別株で配当金を毎月受け取るためのポートフォリオ↓
本題の前に…
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まだ証券口座をお持ちでない方、すでに持っているけど使いづらい
という方に楽天証券の口座開設をオススメしています。
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楽天経済圏にお住まいであれば、なおオススメです。
証券口座は使い勝手や独自のサービス
またリスク分散の意味でも複数持つことが好ましいです。
この機会に楽天証券の口座開設をしてしまいましょう。
◆少額で始められる「不動産クラファン」を
ピンポイント比較↓
※数値は主に、
楽天証券で表示されている2022年9月時点でのデータを基にして執筆しています。
[更新]2023年3月
ZIMはどんな会社?
◆ZIM(ジム・インテグレーテッド・シッピングサービシズ)は
イスラエルのハイファという都市に本社を置く海運会社です。
海上での貨物輸送を行っています。
コンテナの取扱量は世界的に見ても上位にランクインするそうです。
◆下の方で画像を載せていますが
チャートを見た感じでは2021年頃に上場しているようで
新しい企業のように感じてしまいます。
ですが創業されたのは1945年と
歴史のある企業のようです。
◆社名の由来はべブライ語の「ツィーム」から来ているそうで
「大商船団」という意味合いがあるそうです。
◆配当金投資2年目
2023年の配当金実績↓
配当はいつ?
◆ZIMの配当が支払われる月を調べてみました。
直近1年間の配当支払い月は
4,6,9,12月となっています。
◆配当支払い月は少しイレギュラーなスパンとなっています。
当別配当が出たことによるものか…?
◆ZIMと同じく4、6、9、12月に配当金が支払われる銘柄まとめ↓
⇒4月に配当支払い日がある個別株まとめ
⇒6月に配当支払い日がある個別株まとめ
⇒9月に配当支払い日がある個別株まとめ
⇒12月に配当支払い日がある個別株まとめ
◆配当落ち日もイレギュラーなようで
おおよそは前月の最終週あたりまでに買っておけば間に合いそうですが
支払日、落ち日ともに遅れている月も存在してます。
配当金の推移
◆新着情報
2024年6月の配当金は一株当たり0.23ドルと発表されました。
前回配当から1年以上ぶりの配当となります。
日時 | 一株当たり配当金 |
---|---|
2022/9 | 4.75ドル |
2022/12 | 2.95ドル |
2023/4 | 6.40ドル |
2024/6 | 0.23ドル |
2024/9 | 0.93ドル |
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◆詳細記事
ZIMのチャートをチェックしよう。
◆トレーディングビューのリアルタイムチャートを掲載しています。
時間足など操作しながら確認することも可能です。
◆2021年に上場し、大きく上がって
上場時点の安値まで戻りそうか、という価格まで下げています。
この上場の短さと価格の上下だけ見ると
あまり信用できる会社のようには感じられないかも…
◆しかし
1945年に創業していることを考えると
簡単に終わりそうな新興企業とは違うのかな
とも考えられますね。
上場のタイミングについては
完全に民営化されたのが2004年
ということも関係するのかもしれません。
◆上場時の価格がチャートの一番ひだりの12ドルあたり。
2022年3月の84ドルくらいを頂点にして
そこからは一方的と言える形で下落しています。
現時点では上場時と同等の水準まで下落しています。
◆2023年3月頃のチャート↓
ZIMに関する指標
◆ZIMを購入するときに参考にした数値、指標は
こちらの記事にまとめてあります。
※全ての指標が当てはまっていなければ購入しない
というわけでもありません。
◆株を購入するときに参考になる指標まとめ↓
◆特に意識している指標はこちら。
※あくまでも参考にする数値であり、
購入時期やその他含め、自分自身、確信を持っての購入ではありません。
投資は自己判断でお願いいたします。
価格
◆2022年12月での価格はおよそ17ドルです。
チャートを見た時の過去最安価格や
最高価格と比較すると安めな方であると感じます。
2023年3月時点では24ドルほど。
◆この記事を初めて執筆した時点の価格は29ドルでした。
私は45ドルほどで購入し、そこからさらに価格は下がっています。
これを「安い!」と見るか、「もっと下がる」と見るか…
と記述した時点から、もっと下がったということになります。
◆例えば…
国内の有名な海運株のひとつ「日本郵船」
日本郵船の株は執筆時点で一株当たり9700円ほど。
日本では100株単位での購入が必要なので必要額は100万円ほどとなります。
単純比較ができるものではないと思いますが
この数字と比べると安めに感じてしまいます。
[追記]
この記事の執筆から間もなくして
日本郵船では株式分割が行われたようですね。
1株を3株に。
よって当時の3分の1ほどの値段で購入できるようになっているみたいです。
改めてチャートを見直したら
一株当たり1万円超えていた様子がなくて
何を勘違いして9700円と書いたのかと焦りました…
配当利回り
◆冒頭にも書きましたが
執筆時点での配当利回りは94%
私の購入時で50%を超えていたと記憶しています。
※値下がりが大きく影響していると思われますが
2022年12月時点で記載されている配当利回りは170%ほど
となっています。
2023年3月時点では141%ほど。
◆ネット上でリサーチをしてみたところ
ZIMは過去1年以内に特別配当が出ていたそうで
その額が利回りの算出に含まれているようです。
その回はすっ飛ばすことにして
過去4回の配当を計算すると平均で3ドルほどでした。
年間で配当は12ドルくらいということとなり、
計算しやすいように株価を30ドルとして計算すると
配当利回りは40%ほどとなります。
現在株価17ドルとして配当計算すると
70%ほどとなります。
◆また、日本郵船の配当利回りは15%で
こちらも平均と比べるとかなり高い方になります。
日本郵船も歴史のある企業なので
配当利回りの高さ=リスクが高いと
ダイレクトに考える材料には足らないかもしれません。
※但し、日本郵船の株価は
過去のチャートを見ても最大値のような価格に位置しており
これから最安値近くまで下がるかもしれないことも考えると
値下がり幅は大きいことも予想され、リスク高めのような気はします。
(ダメってことではないですよ!)
◆何より、海運業界全体、コロナ特需のようなものがあって
需要の高まりから運賃が高騰し、近年は好業績に繋がっているそうです。
表示されている配当利回りは
特に業績の良かった期間の配当と、急落している現在の価格をもとにして計算しているので
配当利回りが極端に高いことも、一時的には有ることなのかもしれません。
なので
「配当利回りが高い=リスクが高い」と
一口に言えるものではないのかもしれません。
割安性を示す指標
・PER 0.65倍⇒0.62倍
・PBR 0.69倍⇒0.49倍
(※2022年9月24日時点⇒2023年3月頃)
◆これらの指標で
収益や企業の価値に対して株価がどれくらいか
を判断します。
数値が低ければ割安と判断されます。
数値を見る限りZIMは割安な株であると考えられます。
※初稿時よりも割安水準となっています。
◆超高配当な米国個別株は他にも!
こちらの記事から↓
財務面を示す指標
・自己資本比率 47%⇒51%
・負債比率 53%⇒49%
・当座比率 180%⇒153%
・流動比率 184%⇒160%
(※2022年9月24日時点⇒2023年3月頃)
◆財務面での安定性を考えるために用いる指標です。
大雑把にお金がどれくらいあるかの比率を示しています。
2022年12月時点と比べると
2023年3月時点では
自己資本比率が増え、負債比率が減っています。
当座比率と流動比率が下がっていますが
基準とされている数値はクリアしています。
ギリギリというわけでもなく、しっかりとクリアしている感じです。
◆例えば
すぐにお金が必要になった時に払えなくて危ないとか
借金が多すぎて危ないとか
そういった感じではなさそうです。
株を購入する参考としました。
収益性を示す指標
・ROE 101%⇒78%
・ROA 47%⇒40%
(※2022年9月24日時点⇒2023年3月頃)
◆売上高営業利益率は54.21%⇒48.85%
少し下がっていますが基準と比べてかなり高水準となっています。
◆これらは収益性を示す指標です。
数値は高めで、けっこう稼いでいる印象を受けます。
◆売上高や営業利益、キャッシュフローなども数字が増えているので
業績が良いという判断はできます。
コロナ特需であり、ピークは過ぎているかもしれない
という懸念はありますが…
◆改めて…今回参考にした指標についてまとめた記事です。
ZIMは〇〇を所有しない
◆ZIMは船で荷物を運搬する会社であるにもかかわらず
ユニークな特徴のある企業です。
それは船を所有していないということ。
◆それではどうやって業務を行っているかというと
船をレンタルしているのだとか。
そうすることで
船の購入費用や修理費などの維持費を抑えることが可能です。
◆コンテナを積んでいる船って…
横浜などの港に出入りするような
かなり大きいやつだと思うんですよね。
そういうのが「海運業」で使われている船だと思います。
◆あれほど大型の船だと
購入するにもメンテナンスするにも
かなり高額な費用がかかることが想像できます。
そういった費用を抑えられるのであれば
船を持っている場合に比べてリスクが大きく抑えられている
と考えられるのではないでしょうか。
まとめ
◆まあ実際のところ
いくつかの指標を見て、良さそうだなと思って買っても
株価は暴落することもあります。
指標を見た上で株価が下がると、ちょっと不安になるときも…
株を選ぶのって、とても不安ですよね。
逆に、プロが判断して選んだ銘柄だったら抵抗も無くなりませんか?
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◆株についてしっかりと勉強したい人はこちらの記事がおすすめ↓
◆本で知識を身につけたい人にはこちらの記事がおすすめ↓